オトコ・トリコ・スリコ - 3COINS | PAL CLOSET(パルクローゼット)

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INTERVIEW特別インタビュー

スタイリスト梶雄太氏が
トリコウェアについて語る!

CHECK

スタイリスト梶雄太氏が
トリコウェアについて語る!

人気スタイリストの梶雄太氏に、「トリコウェア」をお見せし、昨今のトレンドや、洋服との向き合い方についてお話しいただきました。
30代40代の男性たちに、デイリーウェアを楽しんでいただく記事になっていますので、今回のスペシャルコンテンツを、ぜひお楽しみください。

今回はインタビューに応じていただき、ありがとうございます。
まずはじめに、現在のメンズのトレンドと30代や40代のトレンドについて、今のシーンで目立っているスタイリングやアイテムとかってあったりしますか？

梶さん :30代・40代のトレンドは簡単には目を通してはいますよ。
けれども、そこまで気にしてはいないです。
トレンドはあるとしても、30代・40代になると、そことの距離というのも、もう少し自由でいいのかな、と。
けれども時代的にトレンドそのものがスタンダードなものになってきているので、今の30代・40代の方が昔からずっと着ているものがトレンドアイテムになったりもしていますね。
例えば、20代の時にリーバイスとパタゴニアが好きでいて、永遠にそれでやってきていたら、1・2周して、結果的にトレンドのサイクルとタイミングがあったりしているのが面白いなと思います。

なるほど。トレンドを気にせず着たいものを着る、ということですね。
では、今回のトリコウェアでもアイテムとして出している、デイリーウェアとは梶さまの中でどういうものだと捉えていらっしゃいますか？

梶さん :主食みたいなもの。主食というよりは、ご飯です。ご飯の中でもおかずとお米があったらお米です。欠かせないもの。
僕は、デイリーウェアと捉えてなくて、僕はそういうもので構成されている気がします。僕のファッションは。

お米ですか（笑）そうするとTシャツはどういった物なんでしょうか？

梶さん :そうですね。コシヒカリですね！（笑）お米の中でもコシヒカリですね！（笑）

ブランド米ですね！そんなTシャツですが、今回発売される「トリコウェア」を実際に触ってみた感じはいかがでしょうか？

梶さん :ワンサイズなんですね！XLぐらい？
これ良さそうですね！これでいくらですか？

1500円です！

梶さん :数年前にコンビニエンスストアで買ったことがあるんですけど、これは良さそうですね！
僕は結構好きそうな感じですね！色も感じも。

このトリコウェアを作るにあたって、着用した時に『心地いい』や『なんかいいよね』と感じてもらえるように、バイヤーがこだわって作られたそうです。
梶さんにとって、『心地良い』『何かいい』と感じるものはどういうものでしょうか？

梶さん :好きなものはおおよそわかっているんですけど、着ないと答えが出なくて、残ったものが結果そうなっているところがあるから…。言葉にするとなんなんだろう…。気づいたらそばにいるっていうか、要素で言うとコスパって意外と重要かも！

ちなみに、梶さまが洋服を買って、「トリコ」になる要素とはどういうものでしょうか？

梶さん :やっぱり虜っていうのは、着続けるものであるから、結構頻繁に買い足したりするものであると思うんですよ。
ってなると、高額なものよりも意外とそこは洋服を丁寧に扱う方でもないので、割と着のみきのままって感じなんで、考えてないけど使いやすいっていうのは重要かなと思います。

このTシャツを30〜40代に来てもらいたいと考えているのですが、現在のトレンドを踏まえて、カラー別でおすすめのスタイリングや色の組み合わせなど、こう着るとイケオジに見えるよ！というおすすめの着方なんてありますか？

梶さん :まあでも、色によって分けるっていうよりは、30代・40代ってある程度ベースってあると思うんですよ。
30代・40代ってファッションに対して自分の根幹みたいなものがあると思うので、それに対して月火水木金って使いわける方がカッコ良く着れるのかなって思います。
それぞれに対して、いちいち自分が変わっていっちゃてたら５股かけてる男みたいな感じ（笑）かっこいいっちゃかっこいいんですけど、腰が座っている方がかっこいいと思うので、大人になって。
自分のベースに洋服を変えていくみたいな方がいい。そういう軸に対して、ご飯に対してハンバーグ・唐揚げ・魚みたいな感じで、あまり深く考えず、軸に対して気分を変える認識ぐらいの方がいいのかなと思います。朝の占いみたいな、自分の気分に合わせて変えるのがいいんじゃないかなと思います。

好きなものを軸に、気分に合わせて変えていく、ということですね。勉強になります！
では、あまりファッションに興味がない方がこういったシンプルな洋服を着る時に、こうするといいよっていうアドバイスはありますか？

梶さん :普段ファッションに興味のない人が、デニムとかチノパンに合わせてっていうのは、実際は一番難しいので、そうやって考えると、そういう人ほどどこかに少しデザインが入っているものなどの力を借りて、組み合わせる方が打率が上がると思う。

逆に、こういったシンプルなデザインの場合、やりがちなミスやオジサンっぽくなる原因は何でしょうか？ここを変えるといいよっていうポイントを教えてください。

梶さん :ミスがかっこいいときもあるんですよ。正直。あんまミスって思わない方がいいんじゃないですか！（笑）自分で気分がヤダなって思ったら、自分でそれに正直に従うっていうか、結局自分の感覚じゃないですか。ミスって誰がミスなんだよって話なんですよ。自分でヤダなって思ったら、その理由をちゃんと考えて、洋服に対面していくというか、だから、ミスなんてないです。

自分を信じて、着たいものを着るということですね。
梶さん、ありがとうございました。