GALLARDAGALANTE | ガリャルダガランテ

「16年近くモデルというお仕事をしているのですが、4年くらい前に女優というお仕事を始めるという転機がありました。新しい分野にチャレンジすることは楽しかったのですが、女優とモデルは表現という部分では同じでも、作り上げることにかける時間量が全く違う。女優に専念することでモデルの仕事はほぼ出来なくなり、ずっとコンスタントに頂けていたモデルの仕事が減っていって。初めて取り組む女優という仕事、一方ずっとやってきたモデルという仕事が減っていく、その両方が重なった時期は精神的に追い詰められボロボロに。でも、その経験のおかげで、モデルという仕事がとても好きだということを再確認したんです。仕事の大切さやありがたさに改めて気づけたおかげで、今仕事をする日々にとても“喜び”を感じています」

「仕事中はほぼ、怒りという感情はありません。特に仕事中は、怒るというよりも観察しちゃう。だから怒ったことを思い出そうとしても、難しい。自分自身ではなく、友人が何かをされた時に怒るかもしれません。自分自身のことは、ある程度は流せるんです。でも、友人に対してデリカシーない態度をとられたりするのは好きではありません。この間も、友人に失礼な態度をとった人に、ずっと言い返していたみたい…酔っ払っていたからあまり覚えていないのですが（笑）　私はなるべく俯瞰的、かつ、フラットでいたいので、決めつけてくる人や高圧的に出てくる人も苦手。そういう人に“怒り”を感じることが多いかもしれません。発散法は、友人に話して笑い飛ばしています」

「コミュニケーションが上手くいかない時に哀しさを感じます。恋愛、友人、家族、相手が誰であれ、ちょっとした行き違いで認識がずれてしまったり、うまく伝わらなかったりする時ってありますよね。「そういう意味じゃなかったのに…」となってしまったり。そういう時に、最も“哀しい”気持ちになります。歳を重ねるにつれて学んだのは、そういう時はジタバタせず距離を置いた方がいいということ。お互いの状況があるので、いつか時が解決してくれます。私は1日1～３回くらいお風呂に入るのですが、そういう時間がモヤモヤした気持ちなどをリセットしてくれているんだと思います」

「1番は大好きな音楽を聴きながらお酒を飲む時間。ホームパーティーは、音楽、友人、お酒が揃っているので最高。そして、やっぱり私にとって大切なのは、お風呂の時間。お風呂の中で、映画や海外ドラマを観たり、本を読んだり。完全なるリラックス時間なので、脳内は完全にオフ。その時間は私にとってとても大切な時間であり、楽しみでもあります。そして、旅行。モデルという仕事は毎日現場が変わるので、たくさんの方々と出会います。それが楽しくもあるのですが、人と関わらない時間をあえて作ることも大事にしているんです。だから、旅の時間は私にとって欠かせない存在。最近行ってよかった場所は、モロカイ島。本当に人が少なく自然があふれているので、リセットする場所にぴったりでした」