ガリャルダガランテにとって春夏シーズンの定番素材といえば、ナチュラルなピュアリネンは欠かせません。毎年デザインを変えてリリースするシャツは、真夏まで活躍するアイテムとして好評を得ています。
そして今年は、マニッシュなシャツを原型にしてチュニックを仕立てました。デザインがシンプルなぶん、生地のクオリティは見た目の印象を左右します。素朴になりすぎない薄手の生地で、スムースな質感、ハリ感、シワ感まで美しく感じられること......。そうした条件をクリアしていることが最大のポイント。そこでセレクトしたのが、細番手の糸を織ったイタリア産のリネン生地です。高級感のある素材の風格に合わせて、縫製もドレスシャツを得意とするファクトリーにオーダー。裏側の縫い代まで美しく仕上げてある、とても上質なチュニックが完成しました。
襟は小さめで女性らしく、フロントはボタンにして羽織ることも可能なスタイルに。着こなしはリラックスカジュアルでも、漂うムードはリュクス。春夏のレイヤードスタイルにも活躍する、ヘビロテ候補の一着です。
細くしなやかな糸を原料にしているリネン100%の生地。繊細な光沢と透け感があり、ナチュラルだけど野暮ったさはゼロ。カジュアルに着こなしてもどこかエレガントに決まるのが特徴です。シャリッとした風合いが涼やかで、実際に着ていても風通しがよく、真夏でもコンフォートな着心地です。リネンはシワが付きやすい素材ですが、素材が上質なのでシワが付いた表情もいい味に。
ほどよいオーバーサイズで、肩はドロップショルダー。今年らしいバランスに計算されたデザインだから、さらっと着こなしてもコーディネートは旬のムードに決まります。一枚でシンプルに着こなすのはもちろんですが、ボトムにレギンスを合わせたり、前ボタンをオープンにしてTシャツとデニムに羽織ったり、ベルトを取り入れたり......と、レイヤードすればまた違った楽しみが。幅広いコーディネートにトライしてほしい一着です。