今回10度目となる、コラボレーション。
そのラインナップに込めた思いは、「おしゃれをして、人生の主役になろう」。
着回しが効く、シンプルで、ベーシックなアイテムも素敵だし、シーンやその場になじむスタイリングも良い。けれど、際立つこと、心が大きく揺さぶられることも、これからのおしゃれには、もっと大切。パーティや旅行、楽しい予定がたくさん増えるこの季節、1点投入すれば、たちまちコーディネートがドラマティックになるパワフルなアイテムを手に入れて。
カジュアルなニットに合わせても、たちまち印象がドラマティックになるスカート。トップスの丈で、「羽根の分量」を調整すれば、着ていくシーンも選びません。華やかさ120%なのに、ウエストがゴムの仕様ではきやすいのもポイント。
メガネはメイクの一部です。私は、その日のコンディションで、メガネを選びます。顔がぼんやりしているときや、「強めの服」を着るとき。探すとなかなかないから、ウェリントンタイプで、どんな顔型にも似合い、軽くて掛けやすいメガネをプロデュースしました。
少しハードなシルバーのチェーンと、優美な淡水パール。硬軟あわせもったネックレスは、どこでも留められるので、ぐるぐるっと手首に巻いてブレスレットにもできます。バックオープンの服には、後ろに垂らしても。アイデア次第で無限に楽しめます。
実は以前からもっている、チンクアンタのレザーライダース。レザーのファクトリーブランドだからこその上質さとデザインの美しさ。ゴールドの金具は、レザーのメンズっぽさを「華やか」に転換してくれます。着こむほどに身体になじむラムレザーは、一生大事にしたい。
大草 直子
Naoko Okusa
1972年生まれ、東京都出身。雑誌の編集に携わった後、
独立しファッション誌、新聞、カタログを中心にスタイリングをこなすかたわら、
イベント出演や執筆業にも精力的に取り組む。
WEBマガジン「mi-mollet(ミモレ)」のコンセプトディレクター。
新媒体「AMARC(アマーク)」を主宰。