家族で過ごす時間をよりHAPPYに
太田メグさん初の著作「こむたんとぼくのすてきなしっぽ」と
CIAOPANIC TYPYのコラボアイテムが登場!!
子供と動物のふれあいがもたらす豊かな時間が
優しいタッチで描かれた絵本の世界観をそのまま表現した、
使うだけで楽しくなるようなアイテムが揃いました。
2020年6月29日(月)
チャオパニックティピーにて発売開始!
SUNDAY ISSUE代表であり、Cat’s ISSUEディレクターの太田メグさん。
さまざまなネコ企画のプロデュースを行い、利益の一部をネコの保護活動に支援しています。
飼い猫コムタンと息子さんのことを配信しているInstagramフォロワーは13万人超え!
ネコ好きはもちろん、多くの女性ファンから注目されています。
きっかけは2つあります。
1つは、学生時代の友人のお母さんが絵本作家さんで、その友人の名前の絵本を描いていたのを見て “自分の名前の本人が登場する絵本”って素敵だなぁと憧れを抱いた記憶が、自分が息子を産んで様々な絵本を読み聞かせている中でよみがえりました。そんな中、子供の成長記録として写真や動画は大切に残してきたけれど、自分の今の気持ちとか日常から生まれた空想のお話みたいなものに息子自身を登場させてあげたい!という個人的な想いが湧いてきたこと。
もう1つは、自分たちがやっている活動している動物愛護の想いを幼い子供達に伝えたい。と思ったことです。動物と人間との暮らしというのは時代によって色々な形で変わっています。これが正解、という形は無いと思いますが、今の時代の我が家なりの「動物との暮らし」を、物語の中で伝えられないかな?と考えました。だから、通常、絵本には「設定」があると思いますがそれを敢えて今の自分たちの実際の生活に近くて、そこに少しだけ空想を加えたくらいの設定にして、動物と人間のかかわり方というのを自然に伝えられないかな?と思ったんです。
また、完全に児童文学にしちゃうと読む人が限られてしまうので、視覚的に目で追っていけるもの、絵を見ているだけで伝わるものにしたかったので絵本という形をとりました。
この物語は、「動物も家族だよ、皆で幸せに仲良く暮らそう」という事だけじゃなくて自分にピッタリなものを探しにいく冒険のお話でもあります。自分にとって新しい事や足りないもの、持っていないものを見つけて探しにいく事は、心の支えさえあれば何も怖くないし、むしろ楽しくてわくわくする。その支えとは、家族やペット、パートナー、そして憧れや夢に対する想いかもしれない。
“ちょっと怖いけど、一緒なら大丈夫。足りないと思ったら探しに行こう。何か心のよりどころが一つあれば、きっと見つかる”というメッセージを込めたくて、しっぽを探しに行くお話にしました。
生き物を飼うと、命を預かることに関しての責任や心配、トイレやご飯などの実質的なお世話などがあり生活に制約ができますよね?正直、動物が居なくて暮らす方が楽だと思うんです。でもなぜ動物と暮らしたくなるのだろうと考えた時、動物と暮らす前では知りえなかった出来事や感情に出会いたいと期待しているからなのではないか、と思うのです。きっかけは「寂しい」からとか、どんなものでも良いと思うのですが、そうやって迎え入れた先に、自分以外の命と暮らすという事でしか得られないものがあり、それは人生に大きな変化をもたらす可能性があるということ。私自身を思い返しても「Catʼs ISSUE」の活動もそうですし、お互いの飼いネコをお世話し合って、それぞれの得意分野で、保護ネコの支援活動等を応援している仲間たちとの繋がりも、ネコが居なかったら、なかったことだと思います。
例えば動物の一生を看取って、最後大変悲しい想いをしたとして、それでもそれを差し引いても余りあるほどに、それまでの日々の生活の中で素晴らしいものをもらっている。と考えるようになりました。コムタンと暮らしてから私自身も変わりました。何も考えないでぼーっとしている時間というのを無駄に思っていたのですが、猫とふわ~っと居る時間も大切だと思うようになって、今ではそればっかりになってしまって(笑)言い換えると、結果ばかりでなく過程を楽しめる人になったというか。自分の気持ちを楽しくしてさえいれば、他の人と比べたり、結果を恐れたりしない。とにかく今楽しくやろうよ、とそんな風に力を抜いて考えられるようになりました。
この物語では、コムタンがコンちゃんの「しっぽ」を一緒に探してくれますが、私自身にとっての探していた「しっぽ」はもしかしたら、コムタンだったのかもしれないな、と思います。Cat’s ISSUEのお客様の層は猫に興味がある人ですが、TYPYさんのお客様の中には動物になじみがない人も居るかと思います。でも、全然興味なかった人にも、動物も家族だよという気持ちや、そんな暮らしがもたらす、これまで知らなかった楽しさや幸せが、やんわりでも伝わると良いなと思います。
コムタンとコンちゃんの関係性は歳月を重ねるごとにどんどん変化しています。はじめの頃は完全に、コムタンがお兄さんでした。コンちゃんが泣いたら横に来て、尻尾でよしよし慰めてくれたりするお兄ちゃん。途中からは、コンちゃんが泣いたら変わらずコムちゃんは慰めに来るし、その逆で病院に行く時にしょげているコムタンを「大丈夫だよ」とコンちゃんが励ましたり。持ちつ持たれつ、お兄ちゃんと弟の役割が都度入れ替わる兄弟という感じに変化しました。最近はますます、癒して癒される関係性になって来たと思います。寂しい時に抱っこしたり、膝に乗りたがったり。寝る時も隣で、すりすりと身体を寄せ合って、お互いが癒しになっている感じが伝わります。分からなくても想像してあげる。言葉は無くても気持ちをよんであげようとすることを繰り返すうちにどんどん仲良くなって、信頼関係が育って、癒し癒される関係になるのではないかなと思います。
絵としてのお気に入りのシーンは海に入るシーンです。「海にも探しに行くんだ」というわくわく感や「魚にもしっぽがあるよね」と改めて思ってみたり、息子のお気に入りの水中眼鏡をモチーフにして描いている事もあり、海のシーンが好きです。
また、子供の反応も絵本を読み聞かせる時の楽しみの一つですよね。息子は、最後に動物たちがしっぽのお祝いをしてくれるシーンがあってそこを読んでいる時に顔を見ると絶対に「やった~」と楽しそうな顔をしてくれています。歌と踊りが大好きな息子だからかもしれませんが(笑)喜んでくれる顔は嬉しいです。
物語はフィクションなので、Instagramなどで投稿している現実の想い出深い2人のシーンはトビラの中に描き出しました。ぜひそちらも楽しんでいただけたらと思います。
子供の成長って一瞬で、振り返った時に「この歳に、このTシャツ着てたなぁ」とか、「この時これお気に入りだったよね」など想い出のシーンが服と共にあったりするじゃないですか?その大切な一瞬の中の1着に選んでもらえるのかなと思うとすごく嬉しいですし、この物語に参加してもらっているなという気持ちになります。「こんなの着てたなぁ」と後で写真を見た時にも想い出してもらえたら嬉しいです。ぜひ沢山の方々に手に取っていただけたらと思います。
ネコのコムタンと、人間の男の子コンちゃんはいつも一緒。
ある日、コンちゃんは、自分には「しっぽ」がないことに気がついて、、、
さぁ、コムタンと一緒に、自分だけの「しっぽ」を探す旅に出発です!
この絵本は、作者の太田メグさんがネコと暮らしながら、
一緒に子育てするリアルな日常から生まれた絵本です。
子供の読み聞かせにももちろん、ネコが大好きなあなたへ、
そして、いつか、動物と暮らしたいと願っている
みなさんにも読んでいただきたい一冊です。
みなさまの家族の一員である動物たちとのお写真を大募集した
「#きみもかぞく_typy」キャンペーンのお写真は
7月10日までの期間、月、水、金曜にご紹介させていただきます。
絵本の作者 おおためぐさんからのコメント付きです。
更新をお楽しみに!
※現在応募は終了しております。
沢山のご応募ありがとうございました。