ウィム ガゼットが提案するミックススタイルに欠かせないのは、
国内外からバイヤーが厳選したセレクトアイテムの数々。
バックグラウンドの異なるアイテム同士の生み出すケミストリーが、
スタイリングに奥行きをもたらすスパイスに。

今回はそんなセレクトアイテムにフォーカス。
ブランドの数だけ存在する、モノづくりへのこだわりや込められた想いを、
バイヤーの声を通してお届けします。
この春に展開する新作ラインナップや別注アイテムにも注目!

Nina&Jules

フランス人のセルジュ&ダニエル コルベイ夫妻が2008年にローンチしたシルバージュエリーブランド。パリでデザインされメキシコで製作されるアイテムの数々は、洗練されたデザインの中にハンドクラフトならではの表情を併せもつ。その上品なたたずまいとは裏腹に、手が届きやすいプライスも魅力。ついコレクションしたくなるデザイン性豊かなアイテムが揃う

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Naomi Araki

すごく奇抜なデザインというわけではないのに、しっかりとコーディネートのスパイス的な役割を果たしシーンレスに活躍してくれるのがニナアンドジュールのジュエリーです。今シーズンは、久しぶりに大ぶりなアイテムが気になっていたのでピックアップしています。おすすめは、ミニマルな中に存在感を放つボールモチーフのイヤリングと、フラットな形が新鮮なフープピアス。シンプルな白シャツや Tシャツスタイルにジュエリーでムードを出すスタイルも潔くて素敵です。ラッフルやティアードなどコンシャスなデザインブラウスと合わせて、甘さの中にキレを加えるバランスも今の気分!

REMI RELIEF

デザイナー 後藤豊氏により2008年にスタート。ブランド名は”REMIX=工夫・想像”、”RELIEF=省く”という2つの単語を意味する。その名の通り、シンプルなデザインに本物のヴィンテージと見紛うほどの加工を施し生み出される、洗練されたアイテムの数々が真骨頂。デニムの産地として知られる岡山県児島市に自社工場を構え、職人達による確かな技術のもと、究極のアメリカンベーシックを追求し続けている。

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Naomi Araki

妥協のない手間やこだわりが服の端々から伝わってくるレミ レリーフは、個人的にも愛用しているブランドの一つです。今シーズンのイチ押しは、レザーのフリンジやヴィンテージコインのボタンが目を惹くデニムジャケット。原料選び〜染色〜織布まで全てオリジナルで作られたデニムの生地に、薬品を使わず古着と同じ原理で退色加工を施しているからこそ出せる、ウォッシュドブルーの気軽な色味が今の気分にぴったり。土臭すぎない絶妙なクリーンさがあるので、スラックスと合わせてシャツ感覚で楽しんだり、シルクやサテン素材のスカートやワンピースとのエフォートレスなスタイリングも素敵だと思います!

OVERNEATH

NY在住の日本人デザイナー Yukari氏による2019年デビューのアンダーウエアブランド。ブランド名は、下に隠すという意味の ”Underneath” から派生させ逆の意味を込めた造語で、「下着だけど隠したり重ねたりする必要はない」というフィロソフィーが込められている。セクシーでヘルシーをコンセプトに、従来の下着にイメージするデザインを削ぎ落とし、ファッションとして見せる着方を提案。より多くの人にトライしてもらいたいという想いは、プライス・着心地の良さにも一貫している。

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Naomi Araki

ヘルシーで遊び心のあるオーバーニースのアイテムは、洋服や靴下と同じ感覚で選べる下着。「Tシャツ一枚買い足す代わりに、ヘルシーな下着を」という一見斬新な提案にも思わず納得しました。昨今の状況下で増えたおうち時間にも気分を引き上げるアイテムとなればうれしいと思っています。シグネチャーとも言えるスムースブラトップは、フックをサイドに配することで華奢なバックスタイルに。背中開きの服のインナーや、シアーシャツの下から覗かせるのも素敵ですよね。今シーズン、タートルネックで登場したボディスーツはニュアンシーなラベンダーカラーがポイント。繊細な女性らしさとファッショナブルな個性が両立する魅力的な一枚です。

MARCO MASI

イタリア ミラノの伝統的レザーファクトリーの3代目 マルコ マージ氏が2010年に立ち上げたバッグブランド。長年ラグジュアリーメゾンの生産を手掛けてきた経験に裏打ちされた技術と、ミラノならではの革新性のあるデザインで、世界中から評価を得ている。厳選された素材を使用し、裁断から縫製まで自社工場の徹底した品質管理のもと、高品質かつ時流を捉えたコレクションが揃う。

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Naomi Araki

継続してセレクトしているマルコ マージのバッグ。ウィム ガゼットが提案するシーズンごとのイメージに合わせて、毎回別注でオーダーしています。確かなクオリティはもちろんですが、程よくトレンドをプラスしてモダンなムードを表現してくれるデザイン感覚にも絶大な信頼を置いています!そして、なんといってもプライスが魅力的ですよね。今シーズンは手持ちしやすいトートバッグがイメージにあって、新たなサイズを特別に作っていただきました。素材はおなじみのヘアカーフに、今回は初めてアザラシ柄をピックアップ。他にもこの春のスタイルに合わせやすいカラーを展開します。

D.A.T.E.

2006年、”自分たちにしかできないスニーカーを作りたい”という思いを持った4人のアーティストによりイタリア フィレンツェにてスタートしたシューズブランド。ブランド名は4人の名前、Damiano・Alessandro・Tommaso・Emilianoの頭文字に由来。音楽やアート、グラフィックデザインなどからインスピレーションを受けたトレンド感溢れるスニーカーは、ファーストコレクションよりメディアで話題に。新進シューズブランドとしてその地位を確立している。

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Naomi Araki

上品に履けて、ほんのり遊びが利いたデザイン。これがスポーツブランドのスニーカーとは一線を画す魅力です。今シーズンは、初めて完全別注のアイテムを展開。1型はハイテクスニーカーが苦手な方でも取り入れやすいすっきりとしたシルエット。ウィム ガゼットらしくゼブラ柄を入れつつ、コーディネートしやすいようホワイト×ベージュでまとめました。もう1型は、定番人気のダットスニーカー。部分ごとに異素材を選び表情をつけたオールホワイトと、モードカジュアルにもハマるモノトーンの2色です。モノトーンのハイテクスニーカーって探しても意外と無くて…個人的にずっと欲しいと思っていたので作っちゃいました(笑)。