we have produced seven items
for matured women

The first collection

T-shirt is the best and simplest

“I want clothes that make
my body look good and better
from all dimensions,
not only when I stay still
but in motion as well.”

COLLABORATION WITH
KYOKO HASEGAWA

女優・長谷川京子さんと
Whim Gazetteがコラボした
ファーストコレクションが誕生。
「360度どこから見ても身体を高めて見せ、
動いた時にも美しく映える服が欲しい」
そんな長谷川さんのこだわりを実現した、
大人の女性のための全7アイテム。

I want to make clothes
that I want to wear now.
The origin is such
a simple thought.

私が、今、着たい服を作りたい。
原点は、そんなシンプルな想い。

欲しいのは、女性の身体を高めて見せてくれる服。年齢を重ねるにつれ、流行とかじゃなく、いかに身体を美しくアピールしてくれるか、ということに重きを置いて服を選ぶようになった。そのための、素材、質感、触り心地、色、丈や幅、立体感、そして肌の見せ具合 −− そのすべてを、アイテムごとに一から探して、こだわって。自分の身体で試して直して、納得いくまで何回も何回も。

そして、もうひとつ、私が大切にしたのは、インテリジェンス。大人の女性は、知性がなければ、綺麗にも素敵にも見えないから。私好みの女性像は、ボーイッシュな中にふと立ちのぼる「匂い」のある人。暗がりに差し込む密やかな光は、思いのほか眩しく感じるように、女らしさを押し出そうとしていないからこそ、艶っぽさが薫る服がいい。

そんな「着たい」を追求して出来上がったのは、とてもベーシックな服たち。7つのアイテム、どれも自由に組み合わせができる「いつもの服」。でも、どの服にも、私がキュンとくるディテールが詰まっていて、何より、着た時、綺麗に見える。

大人の女性が美しく見えるベーシック。
それが、今、私が一番欲しかった服。

T-shirt is the best
and simplest.
It is not to decorate myself.
It is to raise me up.

自分という人間を本当に理解して欲しい時、一体何を着ていこう……?
私の答えは「真っ白なTシャツ」。
素肌を流れ落ちるドレスも、美しいジャケットも大好きだけれど、
服の持つキャラクターに左右されず、私をフラットに見てもらいたい ――
そんな、自分の本質を気負うことなく語ってくれるのが、白いTシャツだと思う。
白いTシャツは、究極のシンプルアイテム。
でも、その“シンプル”にも、実は何十通りもあって。
素材感や生地の厚み、袖とボディの幅や丈、胸のふくらみを少し感じるくらいの立体感……
同じ白いTシャツでも、どんなデザインを選ぶのかにセンスが滲み出る。
そして、そのこだわりは、私を“飾る”のではなく、底上げしてくれるもの。

自分に自信がないとき、落ちこんだとき、真新しい白いTシャツに袖を通す。
「これを着れば、フレッシュな私になる」って、心におまじないをかけて。
シワのないパリッとした白いTシャツを着ると、すっと背筋が伸びる。
白は光になって、年齢も体形も顔立ちも、心の中の曇りさえ優しく照らし、
鏡の中の自分を、なんだか悪くないと思える。
白いTシャツが私をふんわり包み込むと、いつだって新しい自分になれる。

2 Pack T-shirts