私が引き立つ、を叶える大人のベーシックカラー術

BLACK

何気ない毎日をシックに
操る緻密ブラック

number 03

しなやかな大人の女性に向けた服作りで
優しい色味を基調としてきたウィム ガゼット。
特にブラックは、これまで採用することが
ほとんどありませんでした。
そんな中、敢えて今この色を提案するのは
知的で都会的な女性が今季のテーマだから。
妥協の黒やとりあえずの黒、とは違う
緻密に計算されたアイテムの数々。
ウィム ガゼットが得意とする
リッチなカジュアルが、ブラックによって
大人らしくシックに引き締まります。

Black

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_01.jpg
なんでもないのに素敵、が
叶うのはカットソーを
格上げさせる美脚スカート

扱いやすい服だけでストレスフリーに過ごしたい休日に
こそ味方になる、スタイルアップ確実の万能スカート。
裾が少しだけフレアになったレディなシルエットで、
Tシャツを合わせてもほどよく色香が漂います。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_02.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_03.jpg
甘ディテールをモードへと
変換させるブラウスで
デニムスタイルを新鮮に

薄手の麻素材を採用し、ブラックでも涼やかな印象に
映るブラウスはカジュアルボトムとの相性抜群。
リボンに結んでもそのまま垂らしても甘くならずに
ピリリと効く太めのロングボウタイをコーデのアクセントに。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_04.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_05.jpg
ほっこりしがちな寛ぎ服は
黒で引き締めながら
ラクに垢抜けたい

締め付けのないシャツワンピも黒なら
太って見えたりほっこりする心配不要。
透け感のあるコットンシフォンはそのまま一枚で
ワンピースとしてはもちろん、
ボトムを合わせ軽やかな羽織りとして重ねても素敵。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_06.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_07.jpg
強い日差しの下だからこそ
ヘルシーに映える
大人のサマーブラック

大胆にカッティングされた背中のデザインに
目を奪われるドレス。ほのかな光沢をもつ
リッチなニット素材で伸縮性もよし。
夏に履きたいフラットシューズでもサマになる丈感で
誰でもバランスよく着こなせます。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_08.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_00.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_10.jpg
計算しつくされたブラック
だけが携えられる
力まない知的さをここに

タートルネックのワンピはすっきりとした
ウエストラインからフレアに広がるシルエットで
クラシカルなフェミニンを匂わせることはもちろん、
足さばきの良さも抜群。
ニットでもサラリと快適な着心地も魅力。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_11.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_12.jpg
WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_13.jpg
ちょっとお出かけ、に
こなれた昇華が欲しいなら
ジャンプスーツ一択

気合いの入りすぎない華やかさをさらりと
纏うならハンサムなブラックのオールインワンを。
ワイドなボトムデザインやオチ感のある素材で
全体の印象にしなやかにメリハリをつけ、
周りと一線を画すムードに。

WhimGazette(ウィムガゼット)の2020年春夏ブラックアイテム_14.jpg
モノトーンの装いも
生真面目だけに終わらせず
小さな遊びを愉しみたい

光沢感のあるマーメイドスカートは、よく近づいて見ると
ブランドアイコンの動物たちのロゴがプリントされてい
るという遊び心付き。シワになりにくい加工が施された
リネンジャケットでクールに引き締めて。

ARCHIVE

Direction by

執筆家 / エディター 白澤貴子 Takako Shirasawa

10代からファッション雑誌の制作に携わり、
多くの媒体で編集から撮影ディレクション、ライティングまで担当。
現在は雑誌やウェブ、広告のディレクション、
また人気ブランドのブランディングなどまで精力的に行う。
パリ在住時に培われた感度の良さや独自のセンスは、
多くの女性や企業から注目され、
ファッションだけにとどまらない領域で活躍中。

Instagram : @takakoshirasawa

STAFF

Photo_Fumi Kikuchi<impress+>
Model_Seri Iwahori
Stylist_Kasumi Kato
Hair_Miki Sayuhda
Make up_AIKO ONO<angle management>
Direction&Text_Takako Shirasawa
Location_À L'AUBE