8 TIPS How to make a healthy beauty _ 22 S/S Masterpiece index

肌馴染みのいいクリームベージュ。
くったりとルーズな加減

「こなれ感もリッチ感も叶う、イージーなシャツとワイドパンツ。セットアップに抱くかっちりとしたイメージが変わり、新鮮な風を運んでくれます。少し光沢のあるドライタッチな風合いとしなやかなドレープ感が着こなしの表情を豊かに、生き生きと。気負いなくまとうことで大人の余裕を。オンもオフもシーンレスに楽しめます」。

「シャツは前だけインして、腰回りをすっきりと。バッグまで色をつなげたワントーンに。あいまいな配色でいて、くすまないベージュがフレッシュさを。まさにヘルシー美人を体現してくれます」。

「シルバーのネックレスやピアスはこれみよがしではなく、あくまでさりげなく。柔らかなクリームベージュにほんのりツヤを足す気持ちで。同系色のニットを肩かけして、ニュアンスをつくるのもおすすめです」。

In her case

「シャツはタンクトップにゆったりとメンズっぽく羽織るイメージ。グレーがぼんやり見えないように、パワーのある色柄小物で自分らしい遊びを。当初スカーフはつけていなかったのですが、渋めの色合わせがちょっと地味かなと悩み、最後に加えました」。(村山佳世子)

村山 佳世子

Kayoko Murayama

雑誌『eclat』やwebメディアなどで活躍するトップスタイリスト。大人世代にふさわしい、シンプルでいて時代の空気をさらりと取り入れるスタイリングに定評。著書やコラボ商品開発も多数。保護猫まりもと暮らす愛猫家。