辻 直子 / Naoko Tsuji
雑誌『BAILA』『Marisol』『otona MUSE』など数多くの女性誌で活躍し、女優のスタイリングも手掛ける人気スタイリスト。
CMや広告でのスタイリングやブランドのディレクション、コラボレーションなども行う。
フェミニンで品良く、女らしいコーディネートは多くの女性から高い支持を得ており、以前のウィムガゼットとのコラボも大好評を博した。
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Instagram : @naoko.ts
気になっているけれどまだ手にしたことのないブランドを見るとき、貴女は何にまず目を向けるだろうか。
メインビジュアルやカタログ?
有名人が着ているかどうか?
お店や店員さんの雰囲気?
どれも決して間違っているわけじゃない。
でも、大人の女性として、長く付き合えるブランドを探しているのならもっと簡単な方法がある。
それは、定番アイテムを知ること。
どのブランドにも毎シーズン必ず売れているものがある。
リピーターの多い服は何よりそのブランドの目指す女性像と本質を表す。
ベーシックやシンプルな服ならなおさら。
カッティングやサイズ感、素材の選び方、色味、全体の雰囲気…。
ちょっとした違いに気づいてお気に入りとなったなら、貴女とそのブランドはきっと両思いだ。
なんていうことのないアイテムのはずなのにどこか素敵、と感じる人が自然としているのはそんなブランド選び。
大人が日常服で垢抜けるためには、自分の核となるブランドが必要だと、私は感じている。
―白澤貴子
形や素材が毎シーズンごとに少しずつ変化するリブニットのセットアップは発売するたび人気を集める、ウィムガゼットの定番アイテム。今シーズンは、女性のしなやかな身体の曲線が美しく際立つ、タイトなシルエットが特徴。トップスは3色、スカートは2色展開で、同色だけでなく自由に組み合わせて楽しめます。
仕事などのきちんとシーンには、旬のダークブラウンを上下で纏い、きれいめワンピース風に。全体を同色でまとめればクラス感が一層増して、優雅で垢抜けた大人の雰囲気を叶えてくれるはず。
シンプルなのにどこかリュクスに見えるのはエクストラメリノウールに特別な加工を施した光沢のある素材感が秘密。ナチュラルカラーでも決してほっこり見えず、肌を美しく魅せる効果も。
どんなテイストの日も女性らしさを忘れないというブランドコンセプトを体現する着こなし。曲線的なボディラインを引き立てるデザインでカジュアルパンツと合わせても十分フェミニンに。
コンパクトなサイズ感のタイトスカートは、秋冬に着たいざっくりニットと合わせれば、メリハリのある細見えスタイルに。薄手でも肉厚だから、身体のラインを拾いすぎないのも嬉しいところ。
一見かなりコンパクトに見えて、袖を通してみると不思議なほど身体に張り付かずにほどよくゆとりがもてるのもこのリブニットの特徴。伸縮性抜群だからリラックスしたい休日にもぴったり。
片方だけに深く入れられたサイドスリットは、緻密に計算されたレディなアクセント。トレンドのロングブーツや、真冬のカラータイツをちらりと魅せれば着こなしにぬけ感を味付けられます。
せっかく上下別売りなら、同色で揃えて、なんて決めつけず、自在な組み合わせを楽しむ遊び心も大人の嗜み。ほどよく背中がのぞくVカッティングで、後ろ姿も女性らしさに抜かりなし。
雑誌『BAILA』『Marisol』『otona MUSE』など数多くの女性誌で活躍し、女優のスタイリングも手掛ける人気スタイリスト。
CMや広告でのスタイリングやブランドのディレクション、コラボレーションなども行う。
フェミニンで品良く、女らしいコーディネートは多くの女性から高い支持を得ており、以前のウィムガゼットとのコラボも大好評を博した。
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Instagram : @naoko.ts
Photo _ Kazuhiro Fujita
Hair& Make _ Kyohei Sasamoto<ilumini>
Model _ Yoshiko Kris-Webb
Direction&Text _ Takako Shirasawa
Design&Develop _ ON&eH