JOURNAL

vol.01
COLUMN 'いつもいい匂いだよね'

いつもいい匂いだよね。

こんなに嬉しい褒め言葉があるだろうか。

本当にいい匂いがして、
且つ好きな人にしか放たない言葉。

あなたの元々持っている匂いに加え、
あなたの選んだ香水、
アロマにボディークリーム、、、

それが合わさって、自分も周りの人も心地よくなる。

素敵な方だなぁと思い出す方は
皆良い香りとともに顔がでてくる。

それほどに、
匂いというのは重要なパーツなのだ

〝におい〟といっても      
日本語はおもしろくて、
ポジティブな印象も、
そうでない印象も、両方持っている。

マイナスな印象を持つ〝ニオイ〟に、
気を使って自分らしく過ごせないなんてもったいない。

太陽の下で汗を気にせず遊んだり、
カラダを動かしてリフレッシュもしたい。
食べてみたいと心が動いたものは食べてみたいし、
好きな人とは顔を近づけて話したいときもある。


せっかく心が動いたことは大切にしたい。

そんなとき、
ニオイをクリアにしてくれる、
私らしい匂いに戻してくれるアイテムがあれば心強い。


とても心強い味方がポーチの中にいると思うと、いつもより行動力が増す気がするのだ。

良い匂いの自分でいれることは、
とてつもなく自信をくれる。

自信のある人は優しいし、
魅力的だ。

私も仕事柄、人との距離が近いから匂いには気を使っている。

朝起きてお白湯を飲んだあと、
タブレットを飲む。
これが朝の習慣。
一度自分の匂いをクリアにしてから、
今日の気分のアロマや香水を纏う。

そうすると少々汗をかいたって、全く気にならなくなったのだ。

たまに香水をつけ忘れるときもあるのだが、
良い匂いですね。なんて言われたりするから不思議。

原稿を書くときは、
気分をリフレッシュさせて、
ご機嫌な状態で言葉を発したい。
そんなときはデスクに座ってミストで空気を浄化させる。


繊細で素敵なお洋服を着て、
食事にもでかける。
洗濯ができないからといって、
クローゼットにしまいっぱなしではもったいない。
帰宅して、ミストをかければ一瞬でニオイをクリアにしてくれることに加え、
ふわっとほのかに優しい香りが、お洋服にも優しく、
1日の終わりに私を癒してくれる。

とても心強い味方が私にはいるのだ。

だからいつだって着たい服を着て、
会いたい人に会って、
やってみたいことにトライすることができる。

心に正直に行動ができる。

ニオイを気にして、
行動力をせばめたくはない。

湧き出てきた感情や変化に気づいてあげたいし、尊重したい。

いつだって、
自分らしい選択をして生きていきたいから。

私が私らしく過ごすために、
味方は多い方が良い。

心強い味方がいれば尚良い。


そう思いっきり人生を楽しむために。

Text  MIRAI MATSUDA
Photo  YURI HANAMORI
Model  AKARI USHIODA

松田未来
ファッション誌やカタログ等でヘアメイクアップアーティストとして活躍するだけでなく、webサイト「HOLICS」にてコラム「私らしく生きる美容論」を連載中。
そのライフスタイルや独自の大人ガーリーな世界観が注目を集める。
愛用コスメや仕事風景、愛猫''マドレーヌ''との暮らしをセンス溢れる写真で切り取ったインスタグラムはフォロワー数は4.7万人超えの人気。
@mira0911
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